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稲葉(読み)イナバ

デジタル大辞泉 「稲葉」の意味・読み・例文・類語

いな‐ば【稲葉】

稲の葉。
「恋ひつつも―かきけ家ればともしくもあらず秋の夕風」〈・二二三〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「稲葉」の意味・読み・例文・類語

いな‐ば【稲葉】

  1. 〘 名詞 〙 稲の葉。また、刈り取られる前に田に生育している稲。歌語
    1. [初出の実例]「恋ひつつも稲葉(いなば)かき分け家居(を)れば乏(とも)しくもあらず秋の夕風」(出典万葉集(8C後)一〇・二二三〇)

いなば【稲葉】

  1. 姓氏一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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