清源城跡(読み)せいげんじようあと

日本歴史地名大系 「清源城跡」の解説

清源城跡
せいげんじようあと

[現在地名]甲田町下小原

長見ながみ山の北西方、吉田よしだ町境にある、山を利用した城で、門田もんで城ともいう。「高田郡村々覚書」に「高サ五拾間、此城主ハ先年ハ門田和泉守殿、其子門田五郎右衛門殿と申候、長州ヘ御供其後ハ野山ニ成リ申候」とある。

門田氏はもと麻原氏といい、毛利元春の三男兵部少輔広内を祖とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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