清源寺町(読み)せいげんじまち

日本歴史地名大系 「清源寺町」の解説

清源寺町
せいげんじまち

[現在地名]福井市田原たわら二丁目

西は田原横町、北は田原竪町に囲まれ、いわい町の北裏側にあたる。もとは佐野主膳・永見志摩・多賀谷権太夫・牧野主殿などの与力屋敷地であった。四代藩主松平光通が寛文一三年(一六七三)中呉服なかごふく町の浄土宗清源寺に寄進した吉田郡経田きようでん村内高二〇石を(「御朱印状控」松平文庫)貞享三年(一六八六)召上げた代りに、この与力屋敷跡地の高七石二斗を与えた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android