清須町(読み)きよすまち

日本歴史地名大系 「清須町」の解説

清須町
きよすまち

[現在地名]長野市松代町清須町

城下の西にあり、谷筋道に平行して清野きよの村に通ずる町。もと千曲川のほとりにあり、清洲町といったが、後、今の町名となった。昔北側に裏清須町と称する町があったが、享保二年(一七一七)の湯本火事で焼け、城主の館「花の丸」に近く、また出火すると花の丸が危険なので、この町の藩士を清須町へ移転させ防火地帯にしたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 武家町 清野

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android