渇を癒す(読み)かつをいやす

精選版 日本国語大辞典 「渇を癒す」の意味・読み・例文・類語

かつ【渇】 を=癒(いや)す[=医(い)する]

  1. 水などを飲んで、のどのかわきをとめる。転じて、願い続けていた望みを果たす。
    1. [初出の実例]「懐しい懐しい遺骸の眠ってゐる所は、目に見えぬ魂魄の猶留る屋棟の下よりは、追慕の渇を医するに疑無い」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む