渋気(読み)しぶけ

精選版 日本国語大辞典 「渋気」の意味・読み・例文・類語

しぶ‐け【渋気】

〘名〙
① しぶい味。しぶみ。
※俳諧・洗濯物(1666)秋「末の熟柿本のしふけは日うら哉〈交友〉」
② 洗練されていない点。どろくささ。
評判記・野良立役舞台大鏡(1687)小野山宇治右衛門「口中さっばりとしてはながよくしぶけなき口(こう)せきなれば極上はつむかしさりとはのめもうす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android