渡辺漸(読み)ワタナベ ススム

20世紀日本人名事典 「渡辺漸」の解説

渡辺 漸
ワタナベ ススム

昭和期の病理学者 広島大学名誉教授。



生年
明治36(1903)年10月30日

没年
昭和59(1984)年4月2日

出身地
東京都

学歴〔年〕
東京帝大卒

経歴
昭和23年広島大学教授。43年8月から51年11月まで国立がんセンター研究所病理部長。32年から10年間、原爆被爆者医療審議会委員を務め、日本血液学会名誉会員急性骨髄性白血病病理形態学の研究などで知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺漸」の解説

渡辺漸 わたなべ-すすむ

1903-1984 昭和時代の病理学者。
明治36年10月30日生まれ。昭和23年広島大教授。36年同大原爆放射能医学研究所長を兼任。43年国立がんセンター研究所病理部長。白血病など,血液病理学の研究で知られた。昭和59年4月2日死去。80歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android