温石綿(読み)オンイシワタ(その他表記)chrysotile

デジタル大辞泉 「温石綿」の意味・読み・例文・類語

おん‐いしわた〔ヲン‐〕【温石綿】

クリソタイル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「温石綿」の意味・わかりやすい解説

温石綿
おんせきめん
chrysotile

クリソタイルともいう。蛇紋石一種。繊維状結晶,絹糸光沢,帯緑白または緑色蛇紋岩割れ目に産する。

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世界大百科事典(旧版)内の温石綿の言及

【アスベスト】より

…不燃材として古くから利用されている天然の無機繊維状鉱物の総称で,石綿(いしわた∥せきめん)とも呼ぶ。蛇紋石族または角セン石族の鉱物のうち,繊維状にほぐすことのできるものをいい,蛇紋石族の一種であるクリソタイルchrysotileは温石綿(おんじやくめん)とも呼ばれる。クリソタイルの化学組成はMg6Si4O10(OH)8。…

※「温石綿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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