温陽(読み)おんよう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「温陽」の意味・わかりやすい解説

温陽
おんよう / オニャン

韓国大韓民国)、忠清南道(ちゅうせいなんどう/チュンチョンナムド)北部保養地。牙山市に属する。1000余年前に発見された古くから有名な温泉地である。泉質アルカリ性で泉温50℃。ソウルに近く、また長項線の主要駅でもあり、しかも付近には忠武公李舜臣(りしゅんしん)を奉祀(ほうし)する顕忠祠(けんちゅうし)があって、参拝の客や保養客が年中絶えない。

[森 聖雨]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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