港風(読み)ミナトカゼ

デジタル大辞泉 「港風」の意味・読み・例文・類語

みなと‐かぜ【港風】

河口または港のあたりに吹く風。
葦辺には鶴がね鳴きて―寒く吹くらむ津乎つをの崎はも」〈・三五二〉

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精選版 日本国語大辞典 「港風」の意味・読み・例文・類語

みなと‐かぜ【港風】

  1. 〘 名詞 〙 港のあたりを吹く風。港に吹いてくる風。
    1. [初出の実例]「美奈刀可是(ミナトカゼ)寒く吹くらし奈呉の江につま呼び交し鶴多(さは)に鳴く」(出典万葉集(8C後)一七・四〇一八)

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