渺乎(読み)ビョウコ

デジタル大辞泉 「渺乎」の意味・読み・例文・類語

びょう‐こ〔ベウ‐〕【××乎】

[ト・タル][文][形動タリ]非常に小さいさま。「渺乎たる海中の小島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「渺乎」の意味・読み・例文・類語

びょう‐こベウ‥【渺乎】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ごく小さいさま。
    1. [初出の実例]「殊に日島砲台の如きは渺乎(ベウコ)たる一小島なるにも係らず」(出典愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩〉威海衛艦隊攻撃詳報)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android