湯入(読み)ゆいり

精選版 日本国語大辞典 「湯入」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐いり【湯入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 湯にはいること。温泉にはいること。湯あみ。入浴。また、その人。湯治客
    1. [初出の実例]「御養生の湯入りの心しづかなれやとつかはとして上り給ひそ」(出典:咄本・醒睡笑(1628)五)
  3. 船中に淦(あか)のたまること。また、船の積荷などが淦にぬれて損じること。また、その荷。
    1. [初出の実例]「何にても水に入りたる物を湯いりとは何しにいふぞや」(出典:咄本・醒睡笑(1628)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android