湯畑(読み)ユバタケ

デジタル大辞泉 「湯畑」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐ばたけ【湯畑】

群馬県吾妻あがつま草津町中央に湧き出る源泉。広さ約1600平方メートル、湧出量は毎分約4600リットル。温度セ氏約60度。7本の木樋もくひを通して温度を下げ、湯の花を取る。また、一般にこのような施設や源泉のこともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の湯畑の言及

【草津[町]】より

…白根火山東斜面の標高1200mの高原中の小凹地に大温泉街がある。草津温泉の泉源は街のほぼ中央の湯畑(ゆばたけ)のほか100余ヵ所におよび,湧出量は毎分3万4000lで,鹿児島県の指宿(いぶすき)温泉に次ぐといわれる。湯畑は幅20m,長さ60mほどの石垣に囲まれた中から,大量の熱湯が湧出している。…

※「湯畑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android