日本歴史地名大系 「満名村」の解説 満名村まんなむら 沖縄県:沖縄島北部本部町満名村[現在地名]本部町並里(なみさと)「南島風土記」によると康熙五年(一六六六)の伊野波(ぬふあ)間切創設後に新設された村という。一八九〇年(明治二三年)輯製の二十万分一図には並里(なんざとう)村の北東に満名村がみえる。現在並里地区の北東部にある満名上殿内(マンナウィドゥンチ)は、一四世紀頃北山で興亡があった際、敗れた按司が逃れ隠れたところと伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by