満紙(読み)まんし

精選版 日本国語大辞典 「満紙」の意味・読み・例文・類語

まん‐し【満紙】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あるだけの紙。全部の紙。
    1. [初出の実例]「張公方御障子、不寸暇、不来之由故閣之、満帋書之耳」(出典蔭凉軒日録‐寛正四年(1463)一二月二六日)
  3. 紙面いっぱい。紙面全体。〔運歩色葉(1548)〕 〔陸游‐九月二十五日雞鳴前起待旦詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android