溜金斗栱(読み)りゅうきんときょう(その他表記)Liu-jin dou-gong

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「溜金斗栱」の意味・わかりやすい解説

溜金斗栱
りゅうきんときょう
Liu-jin dou-gong

建築用語。中国,明,清代の建物に用いられた斗 栱形式で,正確には挑金溜金斗 栱と呼ぶ。重層の建物で下簷 (かえん) の柱筋 (はしらすじ) に用いられ,主屋と副階を結びつけている。尾垂尻が長く伸び上がって,その部分の天井装飾を兼ねている。その典型的な使用例は北京郊外の天壇祈年殿にみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む