溝彫(読み)みぞぼり(その他表記)fluting

翻訳|fluting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「溝彫」の意味・わかりやすい解説

溝彫
みぞぼり
fluting

建築用語。古代建築の柱のまわりに垂直に刻込まれた溝 (ラブドーシス) 。竪溝 (たてみぞ) ともいう。特に古代ギリシア・ローマの大建築に多く使われた。時代によって,溝の本数,刻み方が異なる。支柱の重圧感を削減するための効果と美的効果を意図したものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む