滝野川ごぼう

デジタル大辞泉プラス 「滝野川ごぼう」の解説

滝野川ごぼう

全国、とくに関東地方で生産されるゴボウ。長根種の代表的な品種江戸時代から、東京滝野川村(現在の北区滝野川地区)で栽培されていたとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の滝野川ごぼうの言及

【ゴボウ(牛蒡)】より

…キク科の二年草(イラスト)。長く伸長した根を主に食用にするが,日本人以外はほとんど利用しない日本独特の野菜。根には45%のイヌリンと少量のパルミチン酸を含むが,とくに栄養価はない。繊維が多く整腸作用と利尿効果がある。野生種はヨーロッパ,シベリアから中国北東部にかけて分布するが,日本には自生種はない。千数百年前に中国から渡来したとされているが,栽培の起源は明らかではない。栽培種は日本で改良され作物化されたといわれる。…

※「滝野川ごぼう」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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