漂倒(読み)ひょうとう

精選版 日本国語大辞典 「漂倒」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐とうヘウタウ【漂倒】

  1. 〘 名詞 〙 波にもまれて倒れること。船が帆や櫓櫂(ろかい)を失ったり、損傷したりして転覆すること。
    1. [初出の実例]「汝が浪に被漂倒ぬべくて、否(え)不見にや」(出典今昔物語集(1120頃か)二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む