デジタル大辞泉 「漕ぎ出」の意味・読み・例文・類語 こぎ・ず〔こぎづ〕【×漕ぎ▽出】 [動ダ下二]「こぎいず」の音変化。「大舟に真楫まかぢしじ貫き海原を―・でて渡る月人をとこ」〈万・三六一一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「漕ぎ出」の意味・読み・例文・類語 こぎ‐・ず‥づ【漕出】 〘 自動詞 ダ下二段活用 〙 ( 「こぎいず(漕出)」の変化した語 ) 舟を漕いで出発する。[初出の実例]「竹敷(たかしき)の玉藻靡(なび)かし己伎(コギデ)なむ君が御船をいつとか待たむ」(出典:万葉集(8C後)一五・三七〇五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例