漕ぎ出(読み)コギズ

デジタル大辞泉 「漕ぎ出」の意味・読み・例文・類語

こぎ・ず〔こぎづ〕【×漕ぎ出】

[動ダ下二]こぎいず」の音変化。
「大舟に真楫まかぢしじ貫き海原を―・でて渡る月人をとこ」〈・三六一一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「漕ぎ出」の意味・読み・例文・類語

こぎ‐・ず‥づ【漕出】

  1. 〘 自動詞 ダ下二段活用 〙 ( 「こぎいず(漕出)」の変化した語 ) 舟を漕いで出発する。
    1. [初出の実例]「竹敷(たかしき)の玉藻靡(なび)かし己伎(コギデ)なむ君が御船をいつとか待たむ」(出典万葉集(8C後)一五・三七〇五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android