漢女・文女(読み)あやめ

精選版 日本国語大辞典 「漢女・文女」の意味・読み・例文・類語

あや‐め【漢女・文女】

〘名〙 綾錦を織り、縫う技術をもった渡来人系の女性
※催馬楽(7C後‐8C)大宮「大宮の 西の小路に 安也(アヤ)子産(む)だり、さ漢女(やめ)子産だり たらりや りんたなり」
万葉(8C後)七・一二七三「住吉(すみのえ)の波豆麻(はづま)の君が馬乗衣(うまのりころも)さひづらふ漢女(あやめ)をすゑて縫へる衣ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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