漫神(読み)そぞろがみ

精選版 日本国語大辞典 「漫神」の意味・読み・例文・類語

そぞろ‐がみ【漫神】

  1. 〘 名詞 〙 なんという理由なしに人の心を誘惑する神。すずろがみ。
    1. [初出の実例]「そぞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)旅立)

漫神の語誌

挙例の「奥の細道」の「そぞろ」を副詞と見て「くるはせ」にかかるとするか、「そぞろ神」で一語とするかについては、早くから見解が分かれているが、現在では一語として扱う立場が有力である。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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