潜在学習(読み)せんざいがくしゅう(英語表記)latent learning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「潜在学習」の意味・わかりやすい解説

潜在学習
せんざいがくしゅう
latent learning

実際に目に見える行動としては,直接その実効が現れない形でなされる学習のこと。たとえばネズミ報酬としての餌なしに,何日間か迷路を探索させたあと,目標箱に餌を置くと,それ以前にはほとんどみられなかった行動の改善が急速に生じる。この場合,報酬なしの期間にも学習がなされたとみなし,潜在学習と呼ぶ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android