潮衣(読み)シオゴロモ

デジタル大辞泉 「潮衣」の意味・読み・例文・類語

しお‐ごろも〔しほ‐〕【潮衣】

海水をくむときに着る着物。また、海水でぬれた着物。
みぎはの満ち干の―の、袖を結んで肩に掛け」〈謡・松風

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精選版 日本国語大辞典 「潮衣」の意味・読み・例文・類語

しお‐ごろもしほ‥【潮衣】

  1. 〘 名詞 〙 海水をくむ時に着る衣。また、潮水にぬれた衣。
    1. [初出の実例]「しほ衣あまの身かとぞ思ひけるうき世にふればきぬ人もなし」(出典:人麿集(11C前か))

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