潮衣(読み)シオゴロモ

デジタル大辞泉 「潮衣」の意味・読み・例文・類語

しお‐ごろも〔しほ‐〕【潮衣】

海水をくむときに着る着物。また、海水でぬれた着物。
みぎはの満ち干の―の、袖を結んで肩に掛け」〈謡・松風

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潮衣」の意味・読み・例文・類語

しお‐ごろもしほ‥【潮衣】

  1. 〘 名詞 〙 海水をくむ時に着る衣。また、潮水にぬれた衣。
    1. [初出の実例]「しほ衣あまの身かとぞ思ひけるうき世にふればきぬ人もなし」(出典:人麿集(11C前か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android