濁鮒(読み)にごりぶな

精選版 日本国語大辞典 「濁鮒」の意味・読み・例文・類語

にごり‐ぶな【濁鮒】

  1. 〘 名詞 〙 梅雨時産卵のために、増水した川をさかのぼる鮒。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「にごり鮒 ごみ鯰 五月雨のころ湖水のにこりてとるものなり」(出典:俳諧・季寄新題集(1848)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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