濃染紙(読み)コセンシ

デジタル大辞泉 「濃染紙」の意味・読み・例文・類語

こせん‐し【濃染紙】

《「こぜんし」とも》濃く染めた紙。
「いたうかすめたる―に」〈紫式部日記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「濃染紙」の意味・読み・例文・類語

こせん‐し【濃染紙・厚染紙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こぜんし」とも ) 伊豆修善寺付近で漉かれたという雁皮紙。薄紅色、薄赭褐色などを呈していた。
    1. [初出の実例]「かへりごと〈略〉いたうかすめたるこぜんしに」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一〇月十余日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む