精選版 日本国語大辞典 「濃染紙」の意味・読み・例文・類語 こせん‐し【濃染紙・厚染紙】 〘 名詞 〙 ( 「こぜんし」とも ) 伊豆修善寺付近で漉かれたという雁皮紙。薄紅色、薄赭褐色などを呈していた。[初出の実例]「かへりごと〈略〉いたうかすめたるこぜんしに」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一〇月十余日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例