濡坊主(読み)ぬれぼうず

精選版 日本国語大辞典 「濡坊主」の意味・読み・例文・類語

ぬれ‐ぼうず‥バウズ【濡坊主】

  1. 〘 名詞 〙 色事にふける僧。好色な僧。
    1. [初出の実例]「濡坊主しゐて折ぬる小藤哉〈一成〉」(出典:俳諧・太夫桜(1680))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む