濡文(読み)ぬれぶみ

精選版 日本国語大辞典 「濡文」の意味・読み・例文・類語

ぬれ‐ぶみ【濡文】

  1. 〘 名詞 〙 恋文。濡れのふみ。
    1. [初出の実例]「お定(さだまり)文章、すすきはらにうしのねたやうに書ちらし、数々おもはくらしきぬれぶみ」(出典浮世草子・好色通変歌占(1687))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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