瀬尻(読み)セジリ

デジタル大辞泉 「瀬尻」の意味・読み・例文・類語

せ‐じり【瀬尻】

瀬の終わるところ。また、瀬の終わりの、ふちなどになろうとするところ。⇔瀬頭

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「瀬尻」の意味・読み・例文・類語

せ‐じり【瀬尻】

  1. 〘 名詞 〙 川の瀬が終わりかけて、淵や淀になろうとするところ。
    1. [初出の実例]「用水から余った瀬尻(セジリ)が深く水底を穿って〈略〉淵をつくってゐた」(出典:性に眼覚める頃(1919)〈室生犀星〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android