日本歴史地名大系 「瀬谷子窯跡群」の解説 瀬谷子窯跡群せやごようせきぐん 岩手県:江刺市三照村瀬谷子窯跡群[現在地名]江刺市稲瀬 瀬谷子鶴羽衣台(つるはぎだい)・法印(ほういん)山・松(まつ)山・長根(ながね)山・水沢(みずさわ)山・土(ど)山・蔦(つた)ノ木(き)・鶴羽衣台東の八支群で構成される総数二〇〇基以上の古代窯跡。なお一部で窯業に従事した人々の住居跡も伴う。平安時代初期の胆沢(いさわ)城(現水沢市)築城に伴う陸奥支配のための諸官衙に瓦・須恵器類を供給した官窯であったと推定されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by