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築城 ちくじょうfortification

翻訳|fortification

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

築城
ちくじょう
fortification

ある地点の防衛を容易にし,戦術的価値を高めるために地形を利用して,水濠,土濠,土塁障壁鉄条網,対戦車壕,トーチカ城壁などを建造すること。ある地点に急いでこれらの土木工事を施す野戦築城と,拠点要塞,あるいはマジノ線のような要塞線を造る永久築城に分れる。

築城
ついき

福岡県北東部,築上町西部の旧町域。北東で周防灘に面する。 1955年築城村,上城井村,下城井村の3村が合体して町制。 2006年椎田町と合体して築上町となる。英彦山地北斜面と北流する城井川 (きいがわ) の谷を占める。低地では米,大麦,野菜を産し,台地ではブドウ,ナシ,モモなどの果樹栽培が行なわれる。海岸近くに航空自衛隊築城基地がある。本庄のクスは国の天然記念物に指定。修験者の道場として栄えた求菩提山 (くぼてやま。 782m) など南部の山地は耶馬日田英彦山国定公園に属する。

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デジタル大辞泉の解説

ちく‐じょう〔‐ジヤウ〕【築城】

[名](スル)城を築くこと。「要害の地に築城する」

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大辞林 第三版の解説

ちくじょう【築城】

( 名 ) スル
城をきずくこと。陣地を作ること。 「安土に-する」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

築城
ついき

福岡県中東部、築上(ちくじょう)郡にあった旧町名(築城町(まち))。現在は築上町の西部を占める。旧築城町は1955年(昭和30)築城、上城井(かみきい)、下城井の3村が合併して町制施行。2006年(平成18)、椎田(しいだ)町と合併し築上町となった。旧築城町の南部は英彦山(ひこさん)火山群の北斜面山地が広く分布、北部には北流する城井川の谷底平野と新田原(しんでんばる)台地が広がる。北端をJR日豊(にっぽう)本線と国道10号が並走し、その西側を椎田(しいだ)道路が走り、築城インターチェンジがある。主産業は農業で、稲作のほか、レタス、ダイコン、イチゴ、カキなどを産し、スギ、ヒノキの林業も盛んであるが、北九州市への通勤者も増加している。北端は航空自衛隊基地築城飛行場となっている。南東端の求菩提(くぼて)山(782メートル)は山伏の修験(しゅげん)道場として知られ、山腹には城井城跡があり、耶馬日田(やばひた)英彦山国定公園に含まれる。国の天然記念物の本庄(ほんじょう)のクスがあり、県の無形民俗文化財として円座餅搗(もちつき)、赤幡神楽(あかはたかぐら)が伝えられている。[石黒正紀]

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世界大百科事典内の築城の言及

【陣地】より

…陣地は強度により,永久陣地と野戦陣地に分けられる。なお軍用の工事,各種構築物を総称して築城という語が使用されている。
[歴史]
 人類は,先史時代においても集落の周囲に塀をめぐらせ,土塁を築いて外敵の侵入を防いだ。…

【兵器】より

…さらに軍用機,戦車等のような直接戦闘に参加するほか移動,防護,運用統制など各種の要素を複合してもつ兵器は,通常,独立した兵器体系weapon systemとして分類される。築城(防御用の構築物)建設器材等も広義の兵器であるが,その構築物は兵器とはいわない。 発射火器は,人が携帯して使用する小火器と火砲とに区分され,小火器の中で拳銃,短機関銃や手榴弾等は白兵とともに近接戦闘兵器ともいう。…

※「築城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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