火中止(読み)かちゅうどめ

精選版 日本国語大辞典 「火中止」の意味・読み・例文・類語

かちゅう‐どめクヮチュウ‥【火中止】

  1. 〘 名詞 〙 読まれた後は焼却を求めて、末尾に「火中」と記すこと。また、その密書の類。
    1. [初出の実例]「火中どめ・いよいよ今宵くいなさま」(出典:雑俳・二柱(1743頃))

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