火星フォボス探査機(読み)かせいフォボスたんさき(その他表記)Phobos spacecraft

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「火星フォボス探査機」の意味・わかりやすい解説

火星フォボス探査機
かせいフォボスたんさき
Phobos spacecraft

火星およびその衛星フォボスの科学探査を目的とした探査機。旧ソ連を中心とした 15ヵ国の国際協力により,1988年7月7日に,フォボス-1が,同年7月 12日に,フォボス-2が,それぞれプロトンロケットにより打ち上げられた。しかし,フォボス-1は,88年8月末に地上からの操作ミスで通信が途絶えた。フォボス-2は,89年1月末に火星軌道に到達したが,その後地上との通信が途絶えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android