宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進める、無人探査機を使って火星の衛星フォボスから岩石試料を回収するミッション。英語の「Martian(火星の) Moons(衛星) eXploration(探査)」の略称。火星衛星の起源や太陽系における水や有機物の由来に迫るとともに、火星圏へ到達した後に地球へ帰還する技術の確立も目指す。サンプルリターンと呼ばれるこの分野では、日本は探査機「はやぶさ2」で小惑星からの試料持ち帰りに成功し、世界をリードしている。
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