MMX(読み)エムエムエックス(その他表記)MMX

デジタル大辞泉 「MMX」の意味・読み・例文・類語

エム‐エム‐エックス【MMX】[martian moons exploration]

martian moons explorationJAXAジャクサ宇宙航空研究開発機構)が進めている火星衛星探査計画。令和8年度(2026)に探査機の打ち上げを予定。火星の二つの衛星、フォボスダイモス観測し、フォボスからのサンプル採取を計画している。

エム‐エム‐エックス【MMX】[multimedia extension]

multimedia extension音声や動画データなどを高速処理するために米国のインテル社が開発した、CPUのマルチメディア関連の拡張機能。

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共同通信ニュース用語解説 「MMX」の解説

MMX

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進める、無人探査機を使って火星の衛星フォボスから岩石試料を回収するミッション。英語の「Martian(火星の) Moons(衛星) eXploration(探査)」の略称。火星衛星の起源や太陽系における水や有機物の由来に迫るとともに、火星圏へ到達した後に地球へ帰還する技術の確立も目指す。サンプルリターンと呼ばれるこの分野では、日本は探査機「はやぶさ2」で小惑星からの試料持ち帰りに成功し、世界をリードしている。

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知恵蔵mini 「MMX」の解説

MMX

宇宙航空研究開発機構(JAXA)による火星衛星探査計画。「Martian Moons eXploration」の略。火星衛星の起源や火星圏の進化過程を明らかにし、太陽系の惑星形成の謎を解明する手がかりを得ることを目的としている。2024年に探査機を打ち上げて火星衛星の観測や表層物質の採取を行い、29年に地球へ帰還することを目指して研究開発が進められている。25年には大阪府で開催予定の大阪・関西万博の展示会場において、MMXの探査機で撮影した火星の映像の生中継が検討されている。

(2019-5-14)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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