火燗(読み)ひがん

精選版 日本国語大辞典 「火燗」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がん【火燗】

  1. 〘 名詞 〙 徳利などを使わず、直接容器に入れて火にかけ、酒の燗をすること。
    1. [初出の実例]「燗鍋へ酒を入れしを持ち出来り『火燗(ヒガン)にいたして参りました』」(出典:歌舞伎・日本晴伊賀報讐(実録伊賀越)(1880)七幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android