火田郷(読み)ひたごう

日本歴史地名大系 「火田郷」の解説

火田郷
ひたごう

和名抄」諸本に記載がない。天平勝宝九年(七五七)四月七日の西南角領解(正倉院文書)に「犬上郡火田郷戸主建部千万呂」とみえ、大和王権が設定した建部にかかわると考えられる。同年月日の画工司未選申送解案帳(同文書)に「犬上郡斐田郷」とあるからヒタと訓じ、また斐田とも表記したことが知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む