灰小屋(読み)はいごや

精選版 日本国語大辞典 「灰小屋」の意味・読み・例文・類語

はい‐ごやはひ‥【灰小屋】

  1. 〘 名詞 〙 灰をたくわえておく小屋
    1. [初出の実例]「中程にこもだれかけてはい小屋あり」(出典:歌舞伎・蘆屋道満大内鑑(葛の葉)(歌舞伎台帳集成所収)(1735)四段目口)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の灰小屋の言及

【灰】より

…また,山村などでは山仕事の一つとして〈灰山(はいやま)〉といって山で木を焼いて灰を作る作業があり,紺屋用や酒造用に売ったり,肥料とした。農村には,肥料用の灰をためておく灰小屋がみられ,そこで灰を作ることもあった。 このような実用的な役割のほか,灰はまじないや占いなどさまざまな呪術宗教的用途もあった。…

※「灰小屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む