灰差す(読み)はいさす

精選版 日本国語大辞典 「灰差す」の意味・読み・例文・類語

はい【灰】 差(さ)

  1. 灰を加える。紫色を染めるのに椿(つばき)の灰を加える。灰あう。
    1. [初出の実例]「紫は灰指(はひさす)ものそ椿市の八十の衢(ちまた)に逢へる児や誰」(出典万葉集(8C後)一二・三一〇一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android