灸すう(読み)やいとすう

精選版 日本国語大辞典 「灸すう」の意味・読み・例文・類語

やいと【灸】 すう

  1. 灸をすえる。灸治をする。
    1. [初出の実例]「千体仏も暮はさびしき〈紫紅〉 ぬす人に灸をすえて放しけり〈堤亭〉」(出典:俳諧・涼石(1701))
    2. 「やいとすへんと存ぜしに、伊吹もぐさの諸願成就と悦べば」(出典:浄瑠璃・娥歌かるた(1714頃)歌がるた)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android