精選版 日本国語大辞典 「灼々」の意味・読み・例文・類語 しゃく‐しゃく【灼灼・灼爍・爍爍】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙① 明るく照り輝くさま。光のほか、花が照り映えるさまにもいう。灼然。[初出の実例]「水影濤々蓮花灼々」(出典:万葉集(8C後)一六・三八三五・左注)「黒暗中、双眼灼々として明星の如なるを見る」(出典:漂荒紀事(1848‐50頃)四)[その他の文献]〔李陵‐録別詩〕② 盛んなさま。[初出の実例]「団々水鏡空而仮、灼々空花亦不レ真」(出典:性霊集‐一〇(1079)故贈僧正勤操大徳影讚)③ なまめかしい色のさま。〔左思‐蜀都賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例