点・中手(読み)なかで

精選版 日本国語大辞典 「点・中手」の意味・読み・例文・類語

なか‐で【点・中手】

〘名〙 囲碁で、三目以上七目までの連続した空点を持ちながら、その中心点に打たれて死んでしまう形。また、その中心点に打つ着手。空点の数によって三目なかで、四目なかでなどと呼ぶ。なかて。〔文明本節用集(室町中)〕
咄本狂歌咄(1672)五「敵に取こめられ、黠(ナカデ)おろされては」

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