着手(読み)チャクシュ

デジタル大辞泉 「着手」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐しゅ【着手】

[名](スル)
1 ある仕事に手をつけること。とりかかること。「研究に着手する」
2 (「著手」とも書く)刑法で、犯罪の遂行に直接関係のある行為にとりかかること。
3 囲碁・将棋などで、石を置いたり駒を動かしたりすること。手て。「着手禁止点」
[類語]手を付ける・手を染める・始める・しだす・やりだす・掛かる・取り掛かる・しかかる・しかける・開始する・幕開き・開幕・始まる・踏み出す・スタート・出出し・立ち上がり・手始め・皮切り・口切り・封切り・起動・始動・発動・幕が開あく・蓋ふたが開あく・蓋を開ける・緒しょ・ちょに就つく・端を発する・口火を切る・火蓋を切る・幕を切って落とす・狼煙のろしを上げる・手を付ける・御輿みこしを上げる

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精選版 日本国語大辞典 「着手」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐しゅ【着手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① とりかかること。やりはじめること。手をつけること。
    1. [初出の実例]「現在の施設に臨み着手の方法を定め」(出典:明六雑誌‐一四号(1874)知説・一〈西周〉)
    2. 「家康の時より著手し」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉五)
    3. [その他の文献]〔晉書‐杜預伝〕
  3. ② 刑法で、犯罪の実行を開始すること。すなわち罪を犯す意思で犯罪構成要件にあたる行為、あるいはそれに密接する行為を開始すること。実行の着手。他人の財布をすり取ろうとして、ポケットに手を差し入れる場合など。
    1. [初出の実例]「犯罪の実行に著手し之を遂げざる者は其刑を減軽することを得」(出典:刑法(明治四〇年)(1907)四三条)

き‐て【着手】

  1. 〘 名詞 〙 着る人。つける人。
    1. [初出の実例]「たつ右衛門迄は、たれもきるに子細なし。夜しゃより後のは、きてをきらふ也」(出典:申楽談儀(1430)面の事)

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普及版 字通 「着手」の読み・字形・画数・意味

【着手】ちやくしゆ

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