点灯養鶏(読み)てんとうようけい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「点灯養鶏」の意味・わかりやすい解説

点灯養鶏
てんとうようけい

日照時間が短くなり,産卵の低下する時期に点灯照明で産卵を持続させる養鶏経営の方法。鶏が産卵を続けるためには1日の日照時間が 13時間以上必要であり,日本の大部分の地方では4月中旬~8月下旬を除いて 13時間以下になるので,この期間日照時間+点灯時間が 14時間になるように管理するのが基準。早朝点灯,夕方点灯,終夜点灯,夕方早朝併用点灯の方法があり,終夜点灯は廃鶏直前のものにだけ用いられる。光と産卵の関係は,鶏の脳下垂体前葉が光に刺激されて生殖腺刺激ホルモンの分泌を促すものと考えられている。新しい点灯養鶏の方法としては,育雛から産卵期にかけて無窓鶏舎のなかで人工光線管理を行う方法がある。

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