為做し(読み)シナシ

デジタル大辞泉 「為做し」の意味・読み・例文・類語

し‐なし【×做し】

態度やふるまい。
「我が馴染にやさしき庄兵衛が―をひそかに喜びて酔し上に一層の元気づき」〈露伴・いさなとり〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「為做し」の意味・読み・例文・類語

し‐なし【為成・為做】

  1. 〘 名詞 〙 他に対する態度やふるまい。しこなし。しなせ。
    1. [初出の実例]「ソナタノ xinaxini(シナシニ) ヨッテ コノコトガ アシュウナッタ」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む