為成す(読み)シナス

デジタル大辞泉 「為成す」の意味・読み・例文・類語

し‐な・す【為成す/×做す】

[動サ五(四)]
ある状態にする。また、こしらえる。
「胸に蟠屈わだかまりなく淡然さっぱり平日つねのごとく―・されては」〈露伴五重塔
「けがらひも一つに―・しためれば」〈かげろふ・上〉
失敗する。しくじる。→しなしたり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「為成す」の意味・読み・例文・類語

し‐な・す【為成・為做】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. ある状態にする。つくりなす。
    1. [初出の実例]「おはしますべき所を、ありがたく面白うしなし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)菊の宴)
  3. しくじる。しそこなう。失敗する。→しなしたり

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む