為成新村(読み)ためなりしんむら

日本歴史地名大系 「為成新村」の解説

為成新村
ためなりしんむら

[現在地名]婦中町為成新

神通川中流左岸に隣接し、北西萩島はぎのしま村、東は青島あおしま村。成子なりこ村の枝村で、村名は郷名に由来する(婦負郡志)。明暦四年(一六五八)から延宝年間(一六七三―八一)までの新田で、元禄一一年(一六九八)の高一八石余(「古田新田高村付改帳」前田家文書)。享保六年(一七二一)の高二一石余(「村付高改帳」島倉家文書)。寛政二年(一七九〇)の古高九石余・定免三ツ六歩、新田高二三石余・平均免六歩七厘余(高物成品々手鏡)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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