精選版 日本国語大辞典 「為損じ」の意味・読み・例文・類語
し‐そんじ【為損・仕損】
- 〘 名詞 〙 =しそこない(為損)
- [初出の実例]「師が当歳旦に、としどしや猿にきせたる猿の面、といふ句、全く仕損の句也」(出典:俳諧・青根が峯(1698)俳諧自讚之論)
- 「仕損じの埋め合せをすると共に」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...