為損ない(読み)しそこない

精選版 日本国語大辞典 「為損ない」の意味・読み・例文・類語

し‐そこない‥そこなひ【為損・仕損】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しぞこない」とも ) やり方をまちがえたり、結果がよくなかったりして思う通りにならないこと。また、うっかりしてよくないことをしてしまうこと。また、その物事。やりそこない。しくじり。失敗。しそんじ。しそこね。
    1. [初出の実例]「出てよい時は出ひっこうでよい時はひっこむ。これによってしそこないなくして忠厚なる者と人に思はるる也」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)九)
    2. 「お前何ぞ仕損(シゾコナ)ひでもしなすったのか」(出典夜行巡査(1895)〈泉鏡花〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 忠厚

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む