為遣る(読み)シヤル

デジタル大辞泉 「為遣る」の意味・読み・例文・類語

し‐や・る【遣る】

[動ラ四]
滞りなくしおえる。
「物望みなる人など、ひまなくまうづるを見る程に行ひも―・らず」〈・一二〇〉
して送る。してやる。
「古郷に返す文したためて、はかなき言伝ことづてなど―・るなり」〈奥の細道

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android