デジタル大辞泉 「為集む」の意味・読み・例文・類語 し‐あつ・む【▽為集む】 [動マ下二]いろいろと作り集める。いろいろとする。「よろづの御具ども耀かかやくばかり―・め給ひければ」〈栄花・本の雫〉 し‐つ・む【▽為▽集む】 [動マ下二]あれこれ取り集める。しあつむ。「去年こぞ今年の程に―・めさせ給へるもいみじう多かりし」〈栄花・衣の珠〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「為集む」の意味・読み・例文・類語 し‐つ・む【為集】 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ( 「しあつむ(為集)」の変化した語 ) なしあつめる。とりあつめる。[初出の実例]「絵物語など、みな焼けにしのち、〈略〉しつめさせ給へるも」(出典:栄花物語(1028‐92頃)衣の珠) し‐あつ・む【為集】 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 数多く作りなす。数多く作って集める。[初出の実例]「残りのよはひ積むべき稲のくら町どもなど、をりをり処につけたる見所ありて、しあつめたり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)明石) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例